あしたが変わるトリセツショーから考える                     フレイル・サルコペニアとは?                    その予防や治療について

健康

あしたが変わるトリセツショーでフレイルが取り上げられており、どこかで聞いた事があるキーワードだなと思ったら現在、放送中の朝ドラ「おむすび」でも出てきていましたね!!
そこで、今回はフレイル・サルコペニアとその予防や治療について調べてみました。

フレイルとは

身体的フレイル加齢により心身が衰え、健康と要介護の中間の状態
        私の祖父母も健康であるものの年齢とともに筋量が衰えたり、
        尿意が近くなる事によってトイレに行く回数が増え、
        趣味だった旅行へ行く頻度も段々と減っていったのを覚えています。
精神的・心理的フレイル認知症やうつ、軽度認知機能障害(MCI)など
            年齢とともに物忘れの記憶障害などが起こる状態や
            強いストレスを受けることによってうつ病の状態。
            若年性認知症や年齢関係なくうつ病になるリスクはある。
社会的フレイル独居や経済的困窮、ひきこもり、孤立、孤食、社会的サポートの欠如など
        特に年齢に関係なく孤独感を感じている人に多いと思います。

フレイルはサルコペニアよりも広い範囲を含む概念で、サルコペニアはフレイルに含まれると考えられます。また、フレイルの人はサルコペニアを合併することも多く、サルコペニアがフレイルの引き金にもなりかねないそうです。

サルコペニアとは

筋肉量が減少して筋力が低下し、とくに「立ち上がる」「歩く」など
移動に関わる動作が難しくなる状態。

身体機能の低下を伴うことがある。
要介護状態や転倒のリスクがあり、様々な疾患の重症化や生存期間にも影響する。

特に高齢になるとちょっとした転倒であっても骨が弱くなっていることから、骨折してしまったり、
そこから寝たきり状態になってしまう
と、いっきに筋力が低下してしまい歩行困難になってしまうので、要注意です。
実際に私の2人の祖父がそうでした。
ひとりは棚の扉を開けようとした際、バランスを崩して転倒して腰骨を圧迫骨折して、寝たきりに。
転倒といっても高い位置からではなく平地で日常的に使うキッチンでの転倒だったので、正直私もこんな所でも骨折してしまうのかと驚きました。
もうひとりは普段から午後14時を過ぎるとお散歩に出掛ける元気な祖父でした。
しかし、ある時から「ゼロゼロ」とせき込むのが頻繁になり、家族で病院へ行くことを進めたのですが、いっこうに聞く耳を持ちませんでした。
私の兄が流石にこれはおかしいと祖父を説得し、ようやく病院へ行くと肺炎と診断され、
「入院が必要」とのことですぐ入院しました。
普段から歩く事ができた祖父は病院のトイレもひとりで行き、看護師さんの許可を得ずに行動する事が多く、ついにはベルトでベットに固定されてしまいました。
そのせいか、徐々に筋力が衰えてしまい、歩行困難になってしまいました。
高齢になればなるほど、寝たきりになりやすいので、普段の日常生活で転倒リスクを減らすために手すりを装着したり、異変を感じたらすぐに病院へ連れていくなど初期段階での迅速な措置が大切だと思います!

フレイル・サルコペニアの予防と治療について

いずれも運動療法と食事療法が基本だそうです。
バランスの良い食事をしっかり摂取し、適切な運動を行うことが大切だそうです。
お散歩やTVを見ながら軽くスクワットなど簡単に行えそうな「ながら運動」なんかもよさそうですね。
また、筋力を低下させないために、筋肉の素となる栄養素であるタンパク質やアミノ酸を積極的に摂取しましょう。さらに、骨粗鬆症予防のためにカルシウムを多く含む食品も忘れずに摂りましょう!!

タンパク質を多く含む食品
カルシウムを多く含む食品

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